気づくと、子どもにきつく当たってしまう

朝晩が涼しくなってきて、日中との寒暖差が大きくなりましたね。
みなさんは最近、なんとなく体がだるかったり、「なんでこんなにイライラするんだろう…」と感じる事ことはありませんか?
子どものちょっとした言葉に反応してしまったり、普段なら気にならないことに、ついカッとなってしまったり。
そんな自分を見て、自己嫌悪になる。
「また怒ってしまった…私ってダメな母親だな」
そう思ってしまう人も多いかもしれません。
本当に『性格』や『心の弱さ』だけが原因?

私たちはすぐに「自分が悪い」と思いがちです。
でも…実はそれ、『心のせい』だけではないことが多いんです。
秋は寒暖差が激しく、体も無意識にストレスを感じています。
この時期、自律神経が乱れて、「疲れやすい・眠りが浅い・気分が沈む」などの変化が起こりやすく、心も不安定になりやすい時期。
つまりーー
「イライラ」や「落ち込み」は体のサインでもあるのです。
心と体が連動していることを、つい忘れてしまう

忙しい日々の中で、自分の体調や気分の変化に気づく余裕はなかなかありません。
朝から家事や仕事に追われ、気づけば一日があっという間。
そんな生活を続けていると、『自分の心と体を感じる時間』がどんどん減っていきます。
でも、本当は「疲れている」「頑張りすぎている」ことを、こころが知らせてくれているのかもしれません。
なんとなくやる気が出ない。
子どもの声がいつもよりうるさく感じるーー
そんな小さな変化こそ、心からのSOSです。
子どもにきつくあたるのも、自分が限界を超えているサインなんです。
イライラの奥にある『SOS』に気づく

「怒らないようにしなきゃ」と自分を抑え込むのではなく、「今の私は少し疲れてるんだな」と気づいてあげることが大切です。
イライラは、あなたが『悪い』というサインではなく、心と体からの「そろそろ休ませて」のメッセージ。
「頑張りたいのに、思うようにできない」
そんな自分を責めるよりも、まずは少しだけ立ち止まって、深呼吸してみてください。
体が張りつめていたことに気づくだけでも、心の中に少しゆとりが戻ってきます。
・家事を少し手抜きにしてみる
・子どもと早めにお風呂に入って体を温める
・夜はスマホを少し離して、早めに寝る
・「まあ…いっか!」と口に出して言ってみる
そんな小さな『ゆるめる時間』が心の回復を早めてくれます。
何気ないことですが、自分をいたわることで、自然と子どもへのまなざしにも優しさが戻ってきます。
『自分をいたわること』は子どもを守ること

私たちはつい『子どものために』と頑張りすぎてしまいます。
でも、親の心がすり減ってしまうと、どんなに優しくしようと思っても、うまくいかなくなる。
だからこそ、まずは自分を整えることが、一番の『子育ての土台』なんです。
寒暖差の季節、心のバランスも揺らぎやすい時期。
そんな時こそ、自分を責めず、『今の自分に優しくする練習』をしてみませんか?
まとめ

「いい母でいなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と無意識に自分を追い込んでしまうお母さんはとても多いものです。
でも、完璧でなくても大丈夫。
あなたが日々頑張っていること、その中で感じる戸惑いや疲れにもちゃんと意味があります。
一人で抱え込まず、少しずつ『本当の自分』に優しくなっていくことで、心は確実に軽くなります。
もし今、しんどさを感じているなら、それは『変わり始めるサイン』かもしれません。
心と体はつながっています。
だからこそ、「頑張りすぎてるな」と感じた時は、少し立ち止まって、『自分をあたためる時間』をもつことが大切です。
ぜひ、あなたのペースで、自分を大切にできる時間を取り戻していきましょう。
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『心が疲れているかもしれない』
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